フォト_ギャラリー

2020年11月16日 [ 第598回 ]

 キジバト

 

 キジバト Oriental Turtle Dove Streptopelia orientalis

 分類:ハト目 ハト科

 全長:33.0cm

 翼開長:60.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:市街地〜山地など。

 食性:木の実、種子、昆虫、ミミズなど。

 フォトギャラリー:第61回参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2020年10月25日

 撮影時間:08時22分58秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:400

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 就寝が遅かったのでさすがに夜明け前には起きられずゆっくりめに起床して朝風呂を浴びた後レスト ラン「ヴァンベール」にて朝食。 開店直後に入店したら一番乗りだった。 洋盛合せセットとオレンジジ ュースで1,130円。 早速1,000円の地域共通クーポンを使った。 相変わらず海はシケていて船 は大きく揺れていたが飲み物がこぼれる程ではなかった。 実はこの時斜め前のテーブルに座ってい た人と下船後に再会する事になる。
 地域共通クーポンは乗船中に期限が切れてしまうので船上で使い切らねば無駄になってしまう。
 船尾のオープンデッキに出てみるとキジバトが乗船していた。 撮影地は日本海上だが石川県沖と推 定して石川県とした。 どこから乗って来たのか不明だがキジバトが海上を渡らないとは限らないので どこかの港で乗って来たとも言い切れない。 漁船などにも海上を渡る野鳥が止まったりする事が有る 様なのでこのキジバトも洋上を飛んでいて巨大な流木を見つけて休憩しようと思ったのかも知れない。  実際ヘトヘトに疲れていた様子で乗客が近付いても逃げるそぶりも無くこうしてうずくまっていた。 し かし南へ向かっていたのなら方向違いのフェリーに乗ってしまった事になる。 因みにこのキジバトは 小樽港に到着するまでこうしていた。 僕の方が先に下船したのでその後の事は分からない。 脳内に GPSでも持っているのかと思うほど自分の位置情報を把握しているハトの事だからこのまま折り返し 舞鶴まで乗船しているつもりだろうか。 ちなみにキジバトはフォトギャラリーには9年半ぶり2回目の掲 載だ。
 オープンデッキから海鳥を狙っていると遥か遠方の海上を頸が長くて白っぽい数羽の野鳥の群れが 飛んでいた。 あまりにも遠くて大きく引き伸ばしたが同定が困難でアビ科っぽいという事しか判らない ので本編には不採用。
 昼食は節約してカフェでビーフカレーにした。 720円だが地域共通クーポンはお釣りがもらえないの でここは現金払い。
 日本海に夕日が沈んで行く。 6月の時と違って日没が早く北海道沖に至る前に真っ暗になってしま いここから先海鳥は狙えなかった。 波はやや穏やかになっている様だが僕の方が慣れて来たせいで そう感じたのかも知れない。
 レストラン「ヴァンベール」にて夕食。 鶏照り焼き定食1,130円。 ここで1,000円の地域共通ク ーポンを使い切った。
 この時点で大幅な延着が確定的だったが小樽の宿はまだ確保していない。 フロントで小樽の宿泊 施設のリストを貰ったが洋上では携帯の電波が届かない。 これはうっかりしていた。 乗員に電波が 届く時間帯を聞くと19時頃に陸地の近くを通るので電波が入るだろうとの事だった。 元々夜行バスで 宿泊費を浮かす計画だったので宿泊費は予定外の出費だ。 なるべく節約したいからあらかじめ安い 宿をピックアップしておき電波が届き始めたのを見計らって片っ端から電話した。 しかし既に満室の 所が多く空いている宿も深夜のチェックインには対応していないと断られた。 たまたま近くに居た乗客 の人が自分の宿は安くてまだ空いているはずだと教えてくれた。 しかし連絡してみると既に安い部屋 は空いていなかった。 電波が届く内にバス会社に連絡して予約してある深夜便を翌日の朝に変更す る事も忘れなかった。 後で気付いたがこれはきわどいタイミングだった。 と言うのもバス会社の営業 時間が19時半までだったからだ。 そうこうする内に再び電波が届かなくなってしまった。
 日付が変わる頃ようやく小樽フェリーターミナルに到着。 やはり夜行バスは既に発車している時間 だった。 それどころか札幌へ行く列車の終電も終っている。 小雨がぱらつき始めていた。
 フェリーを下船する頃には雨足が強くなっていた。 降りしきる雨のなか小樽港に有る24時間営業の 温泉施設に向かう。 宿泊施設ではないが2階の食堂で朝まで休憩させてくれるそうだ。 フェリーが遅 延した時には重宝だろう。 入館料850円と深夜券1,200円などで利用出来る。 靴のロッカー代10 0円と合わせても2,150円とリーズナブルだ。 既に日付も変わっているが疲れた体を癒す為にとり あえず入浴した。 脱衣室で入浴しようとしているとフェリーで一緒だったという人に声を掛けられた。  そう言えばレストランで近くに座っていた人だ。 湯舟に浸かりながら大変な航海だったという話をして いたらその人はバイクで旅を計画していて本来は前日に乗船するつもりだったがシケが酷過ぎてバイ クの乗船が出来ず1日遅れたとの事だった。 そのうえまた延着とは災難だったがいろんなハプニング が有るのも旅の一部だろう。 風呂を上がって2階の食堂に上がってみると真っ暗な大部屋に非常口 の明かりだけがぼんやり光っていた。 今夜はここで雑魚寝だが数時間仮眠出来れば良いから布団も 借りずタオルを枕代わりに横になる。 利用者はわずか数人だった。 横になっていると案外深い眠り に落ちた。





 撮影地風景

 
 レストラン「ヴァンベール」

 
  洋盛合せセットとオレンジジュース 10月25日 08:05

 
  地域共通クーポン

 
 アビ科? 10月25日 08:40

 
 カフェ「アルカンシェル」

 
 ビーフカレー 10月25日 14:00

 
 船尾のオープンデッキ 10月25日 17:15

 
 鶏照り焼き定食 10月25日 18:00

 
 小樽フェリーターミナル 10月25日 23:37

 
 温泉施設



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