フォト_ギャラリー

2022年04月21日 [ 第696回 ]

 ヘラサギ,ハッカチョウ,オオジュリン

 

 

 

 ヘラサギ(上・中右・下=成鳥夏羽、左記以外=成長冬羽と思われる) Eurasian Spoonbill  Platalaea leucorodia

 分類:ペリカン目 トキ科

 全長:86.0cm

 翼開長:123.0cm

 分布:全国で稀な冬鳥または旅鳥。

 生息環境:干潟、水田、河川、湖沼など。

 食性:魚類、両生類、甲殻類など。

 レッドリスト:情報不足(DD)

 フォトギャラリー:第128回参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時12分09秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時22分34秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時22分56秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:プログラムAE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 

 ハッカチョウ Crested Myna Acridotheres cristatellus

 分類:スズメ目 ムクドリ科

 全長:.27.0cm

 翼開長:不詳

 分布:稀な冬鳥または旅鳥。一部移入種。

 生息環境:林、農耕地など。

 食性:幼虫、陸生貝類など。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時08分23秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時08分26秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時36分47秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオジュリン Common Reed Bunting Emberiza schoeniclus

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:24.5cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地の葦原、草原など。

 食性:カイガラムシ類。

 フォトギャラリー:第166回参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2022年3月23日

 撮影時間:16時10分48秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 この日は午後から用事が有って朝から都市公園へ探鳥に行っていた。 そこでは大した成果も無か ったがそこで顔馴染みになった人から河川敷のヘラサギ情報を貰っていた。 気もそぞろに用事を済 ませたあと時間が有ったのでその噂の河川敷に向かった。 あいにく空模様が怪しく行くかどうか少し 迷ったが3羽いるうちの1羽が黄色っぽいと聞いて夏羽だと直感した僕は興味の方が勝った。 ヘラサ ギの夏羽は見た事が無い。 ヘラサギの撮影自体が7年ぶり2回目で思えば大阪での撮影もお初だ (フォトギャラリー第128回参照)。
 だが河川敷は広い。どの辺りに居るのか見当も付かない。 河川敷とは言え茂みに覆われて河床が 見下ろせる場所も限られている。 とりあえず出来るだけ流れに近い道を当ても無く歩いた。 カメラマ ンが1人でも居ればそっと寄って行けば良いかと思いながらひたすら歩いた。 別にヘラサギだけにこ だわる必要も無いから探鳥しながら歩いた。 すると河床を見下ろせる場所でカメラを構える人が居た のでそれとなく歩み寄り頃合いを見て声を掛けてみた。 聞けばヘラサギはさっきまで目の前に3羽居 たが上流へ飛び去ったので今はオオジュリンを撮影しているとの事だった。 また戻って来るだろうとい う話になって僕もオオジュリンを撮った。 しかしこれがなかなか手強く近い所に小群が居るのに密生し た葦原の裏側で動き回るだけでなかなか姿を捉えられない。 没画像を量産している中にどうにか写っ ていたのがこの画像だ。 オオジュリンは4年ぶりの撮影でフォトギャラリーへの掲載は7年ぶり2回目 だ(フォトギャラリー第166回参照)。
 周囲にはハッカチョウの群れが飛び回っていた。 僕にとってはライファーだが南西諸島で稀に見ら れるという個体は台湾から渡来した自然由来だろうけど大阪で見られる様な群れは移入個体群と見ら れているので感動は無かった。 飛ぶと白斑が目立つ。 本種を野鳥としてカウントすると僕の個人的 な撮影記録としては299亜種となりようやく300亜種に王手をかけるところまで来た(種としてはまだ2 78種)。
 そんな感じで退屈凌ぎをしていると目の前を3羽のヘラサギが横切った。 数百メートルほど下流に 降りたのが見えたので2人して小走りに追っかけた。 近い所まで行くともう一人野鳥ファンが居て見通 しの効く所にカメラを据えているところだった。 100mほど先の河原に3羽の姿が有った。 なるほど そのうちの1羽の後頭から胸にかけてが黄色っぽく虹彩も赤っぽく見える。 成鳥夏羽か移行中と思わ れる。 他の2羽も冬羽からわずかに黄色味が出かかっている様に見える。 曇天で夕方近い時間帯 なので光線が弱いが白い野鳥はこれくらいの方が良い。 3羽は初めじっとしていたがやがて歩き初め 採餌行動を取り始めた。 もう一声近い所まで寄って欲しかったがやがて葦原の死角に見えなくなりし ばらく待ってみたがどうにか見えるか見えないかという所までしか出て来てくれなかった。 そうこうして 粘っている内に小雨が降り出してしまい空も暗くなって来たのでお開きとなった。 久々に楽しい撮影と なり小雨に打たれながらも心地よく駅へ向かったのだった。



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