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フォト_ギャラリー
2022年03月22日 [ 第692回 ]
キュウシュウフクロウ(?),余禄:カメラ目線のフクロウ ( 動画より
キュウシュウフクロウ
(?) Kiusiu Ural Owl
Strix uralensis fuscescens
分類:フクロウ目 フクロウ科
全長:50.0cm
翼開長:93.5~102.0cm
分布:九州以北で留鳥。
生息環境:平地~山地の林など。
食性:ネズミ、鳥類、両生類、爬虫類、昆虫など。
フォトギャラリー:第385回他参照
撮影難易度:★★★★☆
撮影日:2022年2月25日
撮影時間:18時02分08秒
シャッタースピード:1/60秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:6400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
撮影日:2022年2月25日
撮影時間:18時02分21秒
シャッタースピード:1/60秒
絞り値:F5.6
撮影モード:絞り優先AE
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:6400
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF-S NIKKOR55-300mm 1:4.5-5.6G ED VR
前回の予告通り今回は前回の続き。 湖北へ行った帰りに自宅近くまで帰った時夕闇迫る荒地の電
線に何やら大きめの鳥陰が見えた。 トビでも止まっているのかと思い念のため感度を上げてカメラを
向けてみた。 シルエットにはトビの頭らしき部分が無いので羽繕いでもしているのかなと思ったがピン
トが合焦してビックリ! 何とフクロウではないか! 暗いながらも何とかディテールが見える。 見つけ
られたのは明るさの残る空をバックにしていたからでもし背景が森で木の枝に止まっていたら全く気付
かなかったに違いない。 幸いフクロウは僕に気付いていないと見え逃げるそぶりも見せず一方向を
眺めている。
個人的に過去に撮影して来たのは全て人に教えてもらった有名な繁殖地の個体群だけだったが今
回初めて自分で出会ったフクロウを撮影出来た。 しかもここは自宅から1km足らずの場所だ。 動
画撮影中に気付かれ飛ばしてしまったが遠くには逃げずちょっと先の電線に止まるなどしばらく相手を
してくれた。 恐らく時季的には繁殖期前だろうから普段のフクロウの姿だ。 なお亜種をキュウシュウ
フクロウとしたのは図鑑によれば近畿地方が本亜種の分布域に含まれる事と他の亜種より羽色が濃
いとされる事から最もその可能性が高いと推定したものに過ぎず全く確証は無い。 こんな身近な所に
居た事も驚きだが夜行性故か普段どれほど見逃している事かと思い知らされた。 今回の様によほど
幸運が重ならなければ夜行性の野生生物を撮影するのは難しい。 わざわざ湖北まで出掛けて帰宅
目前に待っていたオチだった。 こういう事も有るから日頃から帰宅して靴を脱ぐまでカメラをスタンバ
イさせておく様にしている。
トビ:フォトギャラリー第664回他参照
▲ 余禄:カメラ目線のフクロウ(動画より