フォト_ギャラリー

2022年03月01日 [ 第689回 ]

 アメリカヒドリ,イカルチドリ

 

 

 アメリカヒドリ(雄) American Wigeon Anas americana

 分類:カモ目 カモ科

 全長:48.0cm

 翼開長:82.0cm

 分布:全国で稀な冬鳥。

 生息環境:湖沼、河川、湿地、水田、干潟など。

 食性:種子、青草など。

 フォトギャラリー:第675回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2022年2月7日

 撮影時間:13時03分15秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR 


 撮影日:2022年2月7日

 撮影時間:12時44分54秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR 





 

 

 イカルチドリ Long-billed Plover Charadrius placidus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:21.0cm

 翼開長:45.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:河川、水田など。

 食性:昆虫など。

 フォトギャラリー:第682回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2022年2月7日

 撮影時間:09時14分14秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2022年2月7日

 撮影時間:09時14分20秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:兵庫県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR 


 去年秋頃疑問符を付けたまま掲載したアメリカヒドリが別の場所でまた撮れた(フォトギャラリー第67 5回参照)。 ただし今回は腋羽を見せてくれたので本種と特定出来た(下記拡大写真参照)。 事の起 こりは川面に浮かぶヒドリガモの100羽程の群れを見つけ「まさかな〜・・」と思いながら念の為望遠レ ンズに目を凝らして観察している時だった。 結果はそのまさかだった。 ちょっと遠かったが初めは緑 色の頭が見えた。水面に浮かぶその姿を追って何枚かシャッターを切ったが例によって腋羽が見えず 交雑個体との識別が出来なかった(画質がイマイチなので画像は割愛)。 半信半疑のままずっと観察 していると幸い群れが次々と飛び立ち対岸の河川敷へ降りた。 そこを逃さず撮影し押さえたのが2枚 目の画像だ。 後ろ向きだが腋羽と下雨覆が白いのをはっきりと捉える事が出来た。 対岸は更に遠く 画にならなかったので向こう岸へ渡りたいと思ったが橋が近くに無くかなりの距離を歩かねばならなか った。 移動している間にこっちへ飛んで来るかも知れないししばらく待ってみたがいつまで観察してい ても動く気配が無かったので思い切って行ってみる事にした。 河川敷をぐるっと歩いて対岸へ渡り一 段高い堤防道を慎重に接近してみた。 群れは土手に茂った雑草の種か何かを食べている様子だっ た。 改めて多数の群れの中から探し出しじりじりと寄って行く。 最接近時は数十メートルの距離まで 迫った。 幸い向こうは食事に夢中なのかこちらの事など気にも留めていない様子だった。 1枚目は その時の画像だ。 多数のシャッターを切り動画も撮って充分満足した頃散歩の人が通りかかった。  さあ飛ぶぞと構えていたが何と蹴とばしそうなほど彼らのすぐ脇を通ったのに1羽も飛ばなかった。 そ れまで神経を使っていた僕は拍子抜けして失笑してしまった。 そこまで人慣れしているとは思わなか った。 しかしもう満足していたのでそれ以上接近せず邪魔しない様にその場を後にした。 不思議と 野鳥たちは散歩の人は警戒しなくてもカメラマンは警戒する事も有る。 歩いている時は警戒してなか ったのに撮影しようと立ち止まった瞬間に飛んでしまったという経験は誰しも有ると思う。
 この日は用事のついでに河川敷を歩いたが次のイカルチドリは用事の前、アメリカヒドリの方が用事 の後、同じ河川敷で撮ったものだ。


 ヒドリガモ:フォトギャラリー第631回参照





 
 ▲ 拡大写真:アメリカヒドリの腋羽



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