フォト_ギャラリー

2020年11月27日 [ 第601回 ]

 カワアイサ,エゾアカゲラ,オオハクチョウ,オオセグロカモメ

 

 

 

 カワアイサ Common merganser Mergus merganser

 分類:カモ目 カモ科

 全長:65.0cm

 翼開長:97.0cm

 分布:九州以北で冬鳥。

 生息環境:海岸、湖沼、河川など。

 食性:魚類、甲殻類など。

 フォトギャラリー:第164回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年10月28日

 撮影時間:08時24分29秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:北海道

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年10月28日

 撮影時間:08時25分01秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:北海道

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年10月28日

 撮影時間:08時25分12秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:北海道

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 エゾアカゲラ(雌) Great Spotted Woodpecker Dendrocopos major japonicus

 分類:キツツキ目 キツツキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:38.5cm

 分布:北海道、南千島で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第390回参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年10月28日

 撮影時間:09時45分37秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:北海道

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオハクチョウ Whooper Swan Cygnus cygnus

 分類:カモ目 カモ科

 全長:140.0cm

 翼開長:213.5〜243.5cm

 分布:本州以北で冬鳥。

 生息環境:湖沼、池、水田、河川など。

 食性:水草、落ち穂、青草など。

 指定:天然記念物(水原のハクチョウ渡来地、猪苗代湖のハクチョウおよびその渡来地)

 フォトギャラリー:第260回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年10月28日

 撮影時間:10時34分52秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:北海道

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオセグロカモメ Slaty-backed Gull Larus schistisagus

 分類:チドリ目 カモメ科

 全長:64.0cm

 翼開長:156.5cm

 分布:東北以北で留鳥、それ以外で冬鳥。

 生息環境:海岸、沖合、干潟、河川など。

 食性:魚類、鳥類の雛や卵など。

 フォトギャラリー:第389回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年10月28日

 撮影時間:16時13分53秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1600

 撮影地:北海道

 使用カメラ:NIKON D40

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 今日の目標は野付半島。 始発に乗れる様に阿寒バスの営業所まで女将さんに送ってもらった。  次の目的地史跡公園前までのチケットを購入。 1,800円。 来た時と違うバス停なので往復割引は 無し。
 釧路方面へ向かう06:40発の始発。 これに乗り遅れると次は2時間40分後だから洒落にならな い。 バランス栄養食で朝食。
 1時間ほど走って史跡公園前で下車。 入口のポー川史跡自然公園で入園料320円を払って入園。  主目的は標津湿原(天然記念物)だが期待した野鳥の姿が無く早々に次の目的地へ向かう。 この 日は暖かくブルゾンはリュックに被せて歩いた。
 レンタサイクルを借りる「しべつ海の公園オートキャンプ場」へ向かって歩いていると橋の上から標津 川にカワアイサの姿を見つけた。 手早く撮影して先を急ぐ。
 9時になって「しべつ海の公園オートキャンプ場」でレンタサイクルを借りる。 800円。 1時間ほど 歩いて10分前に着いた。 ここまで急いだ訳は自転車で本日の目的地野付半島を走る為だ。 夕方 の最終便で釧路へ向かう計画でそのバスには絶対に乗り遅れる訳には行かないから余裕を持ってこ こまで戻って来なければならない(そもそも17時までにはレンタサイクルを返さねばならない)。 もし先 端まで行けば延長28kmも有るから徒歩では往復は無理だろう。 野付半島は砂嘴と呼ばれる鳥の 嘴の形をした地形で平坦だが自転車でも相当きついに違いない。 だが先端の方に有る野付半島ネイ チャーセンターまでは行きたい。 普段歩くのには慣れているが自転車を漕ぐ筋肉は違うだろう。 重 い荷物も背負っている。
 案の定自転車を漕ぎ始めると思ったより前に進まない。 何kmも走らないうちに足が疲れて来た。  これはまずい。 しかし進むしかない。 野付半島の付け根にも着かないうちにバテて来た。 するとキ ツツキらしき声が聞こえた。 木に止まっているのは分かったが姿が捉えられず目を凝らしていると良 い所を飛んでくれた。 エゾアカゲラだが頬が亜種アカゲラの様に汚白色だ。 もしや亜種アカゲラかと 思ったが改めて図鑑をよく見るとエゾアカゲラの中にもそういう個体が有るらしい事が分かった。 よっ て生息域からエゾアカゲラとした。
 更に進んで野付半島をひた走っていると視界の右側(内海側)にカモたちの群れが見えて来た。 し かし逆光だったので白く目立つオオハクチョウ以外は同定が困難だった。
 レンタサイクルを借りてから2時間走ったが野付半島は果てしなく一本道が続く。 大きく右へカーブし ている地形だけは見えるが目的地がどの辺りなのか全く見えて来ない。 地図で見当を付けた距離感 の何倍も遠く感じる。 最後は小走りで走るのと大差無いくらいにスピードが落ち息も絶え絶えになりな がら走った。
 もう永久に着かないのではないかと思えるほど走って昼前になってようやく今日の目的地(野付半島 ネイチャーセンター)が見えて来た。 あと少しという所で浅瀬にエゾシカが居た。 300mくらいは距離 が有ったがこの雄は走って逃げて行った。 角に草か何かが絡まっているのも鹿煎餅を食べる様なシ カとは違う野性味を感じさせてくれる。
 3時間近くもペダルを踏み続けてようやく今日の目標をクリアした。 野付半島も釧路湿原と同様ラム サール条約登録湿地。 ようやく昼食にありつけた。 しょうが焼き定食980円。
 ネイチャーセンター横から更に遊歩道が伸びていて観光客がたくさん歩いている。 エネルギーチャ ージした僕は行ける所まで歩いてみようと思い立った。 目線の先に何やら暗雲が迫って来た。 海上 に雨が落ちている様子だ。
 歩いているとトドワラが見えて来た。 トドワラとはトドマツが立ち枯れした湿地の事で野付半島特有 の景観を作っている。
 更に進むと木道に出た。 暗雲が間近に迫っている。 このまま進めばそのぶん戻りが2倍遅くなる。  雨に降られたくないしここで折り返す事にした。 実際ネイチャーセンター手前まで戻った辺りからポ ツリポツリと来た。 自転車を漕ぎ出すと小雨に変わり走っているうちに雨足が強くなって来て雨雲と競 走になった。 リュックからカッパを出してカメラはタオルで包んで前籠に入れた。 これで少々の本降り でも大丈夫という態勢を整えたら次第に小降りになり止んでしまい晴れ間も見えて来る始末だった。  しかしその太陽が西の空にだいぶ傾いて来て今度は夕日と競走になった。 往路で体力を使い果たし たから帰路ではもっと時間が掛かるだろうと思っていたが距離感が分かっているメンタル的な影響から かペダルが軽く感じられ2時間ほどで戻って来れた。
 タイムリミットよりかなり早くレンタサイクルを返却しバスの時間までだいぶあるので近くの北方領土館 を見学した(入館無料)。
 釧路に着くのが20時を回るのでバスに乗る前に夕食を済ませておきたかったが朝のうちに目星を付 けておいた店がどこも17時にならないと開店しないので海岸に出て日没までオオセグロカモメなどを撮 影した。 冬羽では眼の周囲に褐色斑が集中するのが他種と識別する時に参考になる。
 夕食は鶏ステーキ武田風定食1,023円。 絶対に乗り遅れてはいけない最終バスの時間は17:4 9発。 これに乗り遅れるとバスで2時間半近く掛かる距離をタクシーに乗らねばならない。 今回の旅 は欲張り過ぎてこういう絶対に乗り遅れてはいけないバスや列車などが何ヶ所か有り時間に追われる 様な緊張感が有りあまりゆっくり出来なかった。開店と同時に入店しすぐに注文したがやきもきしなが らだいぶ待たされた。 ゆっくり味わう余裕も無く早食いしてレジへ急ぐ。 現金払いすれば良いものを 何故かカード払いしてしまい店員さんが手間取り時間がぎりぎりになってしまった。 あたふたとバス停 まで急ぐ。
 17:49発の最終バスにきわどく間に合い無事乗車してひと安心。 昨日の昼間逆向きに走った道だ が窓の外は真っ暗だ。 標津の郵便局前から乗車して釧路の宿の最寄りのJRAウィンズ釧路前で下 車したのは20時過ぎ。 3,170円を現金払い。 千円札は小銭と一緒に料金箱に投入する。 昨日 泊った民宿かのうまで歩いた。 釧路には今夜から2泊の予定だ。 かなりハードな1日だったが無事 終った。


 アカゲラ:フォトギャラリー第539回他参照


 撮影地風景:

 

 
 阿寒バス羅臼営業所 10月28日 06:28

 
 阿寒バス釧路羅臼線 10月28日 06:35

 

 
 標津湿原 天然記念物 10月28日 07:42

 
 しべつ海の公園オートキャンプ場 10月28日 08:50

 
 野付半島 10月28日 11:01

 
 国後島 10月28日 11:05

 
 エゾシカ 10月28日 11:25

 
 野付半島ネイチャーセンター
 
 
 しょうが焼き定食 10月28日 11:56

 
 遊歩道 10月28日 12:21

 
 トドワラの看板 10月28日 12:34

 
  トドワラ 10月28日 12:35

 
 木道 10月28日 12:35

 
 北方領土館 10月28日 15:52

 
 鶏ステーキ武田風定食 10月28日 17:22

 
 阿寒バス釧路羅臼線最終バス



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