フォト_ギャラリー

2023年07月10日 [ 第754回 ]

 カッコウ,ホオアカ,キビタキ,アカハラ,マミジロ

 

 カッコウ Common Cuckoo Cuculus canorus

 分類:カッコウ目 カッコウ科

 全長:35.0cm

 翼開長:57.0〜64.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:山地の林など。

 食性:幼虫など。

 フォトギャラリー:第297回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:14時29分46秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ホオアカ Chestnut-eared Bunting Emberiza fucata

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:23.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農耕地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草の種子など。

 フォトギャラリー:第752回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:14時37分28秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 キビタキ(雄若鳥) Narcissus Flycatcher Ficedula narcissina

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第749回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:14時48分54秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アカハラ Brown-headed Thrush Turdus chrysolaus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:37.5cm

 分布:中部以北で夏鳥、その他で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第752回他参照 

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:16時34分03秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 

 マミジロ(雄) Siberian Ground Thrush Zoothera sibirica

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:23.0cm

 翼開長:37.5cm

 分布:北海道から本州中部で夏鳥。

 生息環境::平地〜山地の林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第475回参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:17時29分55秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:17時31分22秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2023年5月14日

 撮影時間:17時31分44秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 舳倉島3日目の午後さっきまでの雨が嘘の様に雲が掃われ一時晴れ間も広まったが野鳥たちの姿 が消え島内を探鳥して歩き回っていると再び天候が悪化して来たのでまた野鳥観察舎に行ってみたら 宿で知り合った人が至近距離にカッコウが止まっているのを見つけた。 しかし木々に遮られているの か数分も探しても見えない。 ちょっとした立ち位置の違いだと悟って後ろへ回ってやっと見えたと思っ た瞬間に飛んでしまった。 わずか10mくらいの至近距離だった。 何とも惜しいシャッターチャンスを 逃して地団駄踏んだがきっとリベンジしてやるとモチベーションに変えて小降りになったタイミングで野 鳥観察舎を飛び出して島内巡りを再開した。
 すると天の悪戯か海岸沿いをシラスナ遺跡の方へ向かって歩いている途中八坂神社付近でそのカッ コウの鳴き声が聞こえて来た(同一個体かどうかは不明)。 しかも大抵声は聞こえても姿は見えない のに遠くの高い木のてっぺん付近に細長い姿が見えた。 ゆっくり歩いて行くと比較的良い条件で撮影 出来た。さっきほど近くはなかったが悔しい思いをした直後だったので溜飲を下げた思いだった。
 近くでホオアカも撮れた。記憶にはほとんど残ってないが撮影時間から確か近くだったなと判断した。
 ぐるっと回って松林の方へ入って行くと目線の先を遠くへ遠くへと少しづつ逃げる小鳥が居た。 正体 を確かめようとついて行くとキビタキ雄の若鳥だった。 専門家に言わせると若鳥というものは無いそう だから第1回夏羽とか言わねばならないのだろうけど僕には第1回か第2回かは定かではない。 見た ところ初列風切、次列風切、全ての尾羽が淡色で換羽していない様だ。 換羽には個体差があるので 何とも言えない。
夕方になってアカハラを見つけた。 ここでは普通種なのでこれも撮影場所の記憶は定かではないが おそらく松林のどこかだったと思われる。
 辺りが薄暗くなり今日も終りだと小雨がそぼ降るなか宿へ戻る途中舳倉島港の近くを通り過ぎた辺り でもう一波乱あった。 4年前ここ舳倉島で大変な思いをして初めて撮影に成功したマミジロが何と目 の前の路上を歩いているではないか(フォトギャラリー第475回参照)。 10年以上前一度大阪でチャ ンスが有りながら遂に藪の中から出て来ず撮影出来ずに終り相当手強い奴だと思い知らされた苦い 経験もある。 そんなのが無警戒に目の前をピョンピョンとホッピングしながら路肩で何かをついばんで いた。 なお余談だが2008年に連載が始まったフォトギャラリーも話数を重ねこのマミジロが記念す べき第2000話となった。
 雨足は強くなっていたが一旦1日が終ったと思ってからオマケと言うには余りある収穫が得られて意 気揚々と民宿つかさへ引き揚げた。 最後に大物が撮れたので夕食がひときわ美味しかったのは言う までもない。 同じ宿の人(昼間に野鳥観察舎でカッコウを見つけた人)もさっきのマミジロを見つけたと の事で会話も弾んだ。





 撮影地風景;

  

 
 ▲ 松林

 
 ▲ 舳倉島港近く

 

 
 ▲ 民宿つかさの夕食

 ドキュメンタリー・レイアウト編



トップへ
戻る
前へ
次へ