フォト_ギャラリー

2023年07月04日 [ 第753回 ]

 カラスバト,コムクドリ,アオバト,シベリアアオジ,サンショウクイ,ニュウナイスズメ

 

 

 カラスバト(亜種カラスバト?) Japanese Wood Pigeon Columba janthina janthina

 分類:ハト目 ハト科

 全長:40.0cm

 翼開長:62.5cm

 分布:主に本州中部以南の島嶼で留鳥。

 生息環境:森林。

 食性:木の実、種子など。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第709回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:08時26分21秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:4000

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:08時2分21秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:4000

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 コムクドリ(雌) Chestnut-cheeked Starling Agropsar philippensis

 分類:スズメ目 ムクドリ科

 全長:19.0cm

 翼開長:32.0cm

 分布:中部地方以北で夏鳥、それ以南で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第751回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:09時43分44秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アオバト White-bellied Green Pigeon Treron sieboldii

 分類:ハト目 ハト科

 全長:33.0cm

 翼開長:55.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の森林、海岸など。

 食性:木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第751回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:10時10分08秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 シベリアアオジ(雌) Black-faced Bunting Enberiza spodocephala spodocephala

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:不詳 

 翼開長:不詳

 分布:主に日本海側、九州以西で少ない旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第750回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:10時30分36秒

 シャッタースピード:1/1250秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 サンショウクイ Ashy Minivet Pericrocotus divaricatus

 分類:スズメ目 サンショウクイ科

 全長:20.0cm

 翼開長:28.0cm

 分布:本州、四国で夏鳥、九州で旅鳥、南西諸島で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の広葉樹林など。

 食性:昆虫など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 フォトギャラリー:第704回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:10時39分27秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ニュウナイスズメ(左=雄、右=雌) Russet Sparrow Passer rutilans

 分類:スズメ目 スズメ科

 全長:14.0cm

 翼開長:23.0cm

 分布:全国で夏鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農耕地など。

 食性:種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第751回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:023年5月14日

 撮影時間:11時42分46秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 舳倉島3日目の午前中の続き。 降り出した雨足が徐々に強くなり野鳥観察舎に逃げ込んだ。 ISO 感度を目一杯上げなければならないほど水場は暗くそもそも野鳥の姿は皆無だった。 雨が降ると多く の野鳥が活動的でなくなる傾向があると経験的に体感しているので黒ずんだ雲が低く垂れ込めた空を 恨めしく見上げる他無かった。
 たまたまここで一緒に水場を見下ろしていたスリランカ人と知り合い雑談(日本語で)しながら雨が止 むのを待つことにした。 いろいろ会話しているとふと彼がカラスバトを見つけて教えてもらった。 とこ ろが意外なほど近過ぎて見つけるまで少し時間がかかった程だった。 何と一番手前の木と言っても 過言ではないくらい至近距離の枝に堂々と止まっていた。 いつの間に飛んで来たのかそれとも初め から居たのか全く気付かなかった。 とにかく冷静になろうと努めて何枚か撮影した。 ところがやはり 慌てていたのでISO感度を下げるのをすっかり忘れていた。 このアングルならさほど高感度でなくても 良かった。 しかし幸い被写体が大きいお陰でノイズはあまり目立たなくて済んだ。
 程なくして小降りになったので少々の雨ならばと野鳥観察舎を後にして松林を歩いていると前日予想 した通りコムクドリが枯木の先に止まっていた(フォトギャラリー第751回参照)。
 続いてアオバトも空抜けながら撮れた。 このアングルなので雌雄は不明だ。 考えてみれば特徴的 な下尾筒がここまではっきり撮れるチャンスは飛びもの以外ではなかなか無い。 この頃には雨も嘘の 様に上がって晴れ間も見えていた。
 詳細なポイントは定かではないが確かシラスナ遺跡辺りから八坂神社方面へ海岸線を歩いていると シベリアアオジが割と近い所に止まった。 撮影条件は厳しかったが何とかマシな画は撮れた。
 実は早い段階で島内のあちこちでサンショウクイの声が聞こえていたがほとんどの野鳥がそうである 様に木々に遮られて姿が見えず撮れずにいたが海岸線の上空を群れが飛んでいてようやくチャンスが 巡って来た。 どういう目的かは謎だが何度か上空をぐるぐる飛び回っていた。 心肺機能の発達した 鳥と言えど空を飛ぶ為にはかなりのエネルギーを消費するはずだし動物の全ての行動には何か理由 が有るはずだ。 何の意味も無く飛び回るとは考えにくいがしばしば多くの野鳥たちが同じ空域を何度 も行ったり来たり飛び回っているのを目にする。 野鳥が何を考えているのかは判らないが野鳥ファン にとっては理由の如何を問わず有難い事には違いない。
 民宿つかさ前に戻ってみると相変わらずニュウナイスズメが居た。 実は海側の茂みでオオヨシキリ がさえずっていたので舳倉島で敢えて撮る程の事も無いが昼前の時間になって鳥影が少なくなってい た事もありひとしきり狙ってみたがとうとう出て来なかった。 こんなに手強い奴だったかなといぶかった が後日レンジャーに聞いたところ繁殖期のごく限られた時季を除きそんなものだとの事だった。 個人 的には初心者の頃にあっさり撮れたので簡単に撮れる野鳥だと思って長らく狙ってもみなかったから ずっとその認識だった(フォトギャラリー第79回参照)。 そう言えばフォトギャラリーにも過去2回しか 載せていない。


 オオヨシキリ:フォトギャラリー第476回他参照





 撮影地風景;

 
 ▲ 水場

 
 ▲ 民宿つかさ前観察窓



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