フォト_ギャラリー

2023年06月10日 [ 第750回 ]

 シマセンニュウ,ノゴマ,シベリアアオジ,アオジ,センダイムシクイ

 

 

 

 シマセンニュウ(雄) Middendorff's Grasshopper Warbler Locustella ochotensis

 分類:スズメ目 センニュウ科

 全長:15.3cm

 翼開長:22.0cm

 分布:北海道で夏鳥、本州以南で旅鳥。

 生息環境:平地の湿地、草地、林など。

 食性:昆虫、蜘蛛など。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:06時57分27秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:06時57分40秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:08時27分51秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ノゴマ(雌) Siberian Rubythroat Luscinia calliope

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:23.0cm

 分布:北海道で夏鳥、本州以南で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第709回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:10時13分42秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アオバト(雄) White-bellied Green Pigeon Treron sieboldii

 分類:ハト目 ハト科

 全長:33.0cm

 翼開長:55.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の森林、海岸など。

 食性:木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第690回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:10時30分26秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 シベリアアオジ(雌) Black-faced Bunting Enberiza spodocephala spodocephala

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:不詳 

 翼開長:不詳

 分布:主に日本海側、九州以西で少ない旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第472回他参照

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:06時33分46秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 アオジ(雄) Black-faced Bunting Emberiza spodocephala personata

 分類:スズメ目 ホオジロ科

 全長:16.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息地:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、草木の種子。

 フォトギャラリー:第735回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:06時20分39秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 センダイムシクイ Eastern Crowned Warbler Phylloscopus coronatus

 分類:スズメ目 ムシクイ科

 全長:13.0cm

 翼開長:19.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第708回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2023年5月13日

 撮影時間:13時29分26秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:石川県

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 舳倉島に1泊して2日目の朝、民宿つかさを出発した僕はいつものパターンで恵比寿神社の方へ向 かった。
 岩礁には何も見当たらなかった。 海岸沿いの道を歩いていたらそこら中からアオジのさえずりが聞 こえる。 舳倉島ではいつもの風景だ。 道の両側は藪になっている。 その藪の中には何が潜んでい るか分からない。声だけはいろいろ聞こえて来るが僕には全てを聞き分ける技量は無い。たくさんのア オジに混ざってシベリアアオジが居た(掲載順は前後)。 探せばもっと居るだろうけどいちいちアオジ にカメラを向けていたらキリが無いのでけっこう見落としていると思う。
 八坂神社へ続く道の入り口付近の藪から聞き慣れないさえずりが聞こえて気になって立ち止まってい ると通りかかった人がシマセンニュウの声だと教えてくれた。 ライファーの名前が出たからそれならば と腰を据えて狙う事にした。 滅多やたらと藪から出て来ないとは思ったが証拠写真でもいいからと思 ったのと前日から野鳥が少なくてどうせ他へ行っても何も居ないだろうという思いもあってそれなりに考 えた結果だ。 一時さえずりも聞こえなくなって諦めかけたがここの藪は島に渡って来た小鳥たちが最 初に羽根を休める所らしくオオヨシキリやウグイスなどいろんなさえずりが聞こえて来てそれを聞いてい るだけでも退屈しなかったから気付けば1時間ほども立ち尽くして頑張ってしまった。
 再びシマセンニュウのさえずりが聞こえて来て神経を研ぎ澄ましていると声の主が藪から飛び出して 少し離れた低木の枝に止まってさえずり出した。 旧ウグイス科だけあって見た感じがウグイスそっくり でさえずってくれなければ識別出来なかったところだが見える所でさえずってくれた。 枝被りながら遂 に撮影出来た。 図鑑によれば前頭と翼に黒褐色味があり尾の先端が白いとされるが素人目には地 味なウグイスそのものなのでビジュアル的な感動は薄い。 とは言えセンニュウ科の野鳥を見たのさえ 初めてだったのでもうこれだけで舳倉島に来た目的を果たした様な気分だ。 聞く所によると北海道の 繁殖地では割と見える所でさえずるそうなので撮影難易度は星4個にしたがこの短い期間を除いて姿 を見られる事はほぼ無いとの事で貴重な体験となった。 なお本種3枚目は1時間半後のもので一旦 満足して島内を一巡して何も撮れず戻って来て同じ場所だと気付かないまままた枝でさえずっているの を見つけてここにも居たと思って撮影したもの。 同じ場所だと気付いたのはその後の事で偶然にも出 会い頭で撮れた。 さっきの1時間は何だったのかと思えるほどドンピシャのタイミングだった。撮れる 時はそういうものだ。
 また島内を巡っていると松林の中でよく餌付けされている石の上にノゴマが2羽いた。 餌付けはされ ていなかったがその名残りらしく明らかにそれを待っている様子だった。 そんな鳥を撮っても面白くな いのでそのまま松林を進んだ。
 すると島内の何ヶ所かで声だけは聞こえていたアオバトが1羽飛んで来て近い木に止まった。 アオ バトの声はカラスバトのそれと似ているのでほとんどの人が聞き落としていたが僕は両方聞き慣れてい るので気付いていた。 カラスバトの声はキーが低く物憂げな感じだがアオバトの場合はキーが高く明 るい感じだ。 酷い枝被りながら撮れるには撮れた。
 松林の中では翼帯が明白で怪しげなムシクイが飛び回っていたが小枝に阻止されて識別可能な画 像は遂に得られなかった。 識別出来たムシクイはセンダイムシクイだけだった。





 オオヨシキリ:フォトギャラリー第476回他参照
 ウグイス:フォトギャラリー第699回他参照
 カラスバト:フォトギャラリー第709回他参照





 撮影地風景;

 
 ▲ 恵比寿神社

 

 
 ▲ 八坂神社


   

  
 ▲ 松林



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