フォト_ギャラリー

2022年10月11日 [ 第719回 ]

 ダイゼン,メダイチドリ,トウネン,ソリハシシギ,キアシシギ

 

 

 

 

 ダイゼン Grey Plover Pluvialis squatarola

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:29.0cm

 翼開長:59.0cm

 分布:全国で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:干潟、河口など。

 食性:ゴカイ、甲殻類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第584回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時34分39秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時47分32秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時54分31秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:13時44分17秒

 シャッタースピード:1/640秒

  絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 メダイチドリ(上左=夏羽、上右・下=幼鳥と思われる) Lesser Sand Plover Charadrius mongolus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:20.0cm

 翼開長:40.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:干潟。河口、水田など。

 食性:ゴカイ、貝類、甲殻類など。

 フォトギャラリー:第637回他参照 

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時12分12秒

 シャッタースピード:1/800秒

  絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時12分24秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 

 

 トウネン Red-necked Stint Calidris ruficollis

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:15.0cm

 翼開長:29.0〜33.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:水田、河川、干潟など。

 食性:甲殻類、貝類、幼虫など。

 フォトギャラリー:第718回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時22分01秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時23分27秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:13時25分50秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:14時46分12秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 

 ソリハシシギ Terek Sandpiper Xenus cinereus

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:23.0cm

 翼開長:57.0〜59.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:水田、河川、干潟など。

 食性:甲殻類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第577回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:11時59分22秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:13時30分26秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 キアシシギ Grey-tailed Tattler Heteroscelus brevipes

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:25.0cm

 翼開長:60.0〜65.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:海岸、干潟、河川、水田など。

 食性:甲殻類、貝類、昆虫など。

 フォトギャラリー:第583回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2022年8月28日

 撮影時間:12時08分25秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5600

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 本来前回掲載するはずだった画像を単純な手違いでだいぶすっ飛ばしてしまった。 今回の画像が その一部で撮影データを見れば分かる様に前々回掲載したチョウゲンボウは今回のシギチと同じ日の 午前中に大阪南港野鳥園に向かう途上で撮ったものだった(フォトギャラリー第717回参照)。 という 訳で今回は前々回の続きという事になる。
 前述の様に大阪南港野鳥園でシギチを狙った結果、換羽中のダイゼンが見られた。 これがダイゼ ンだという証拠は3枚目の画像に写っている腋羽だがプロは換羽中の羽の中からムナグロでは有り得 ない羽を見分けて識別出来るらしい。
 メダイチドリは数羽が見られたがいつもの如く近くには来てくれず画像は納得の行かないものしか得 られなかった。
 トウネンは何度か近くに来てくれたので小さい野鳥だがどうにか満足の行く画が得られた。 何しろス ズメ大だから遠方に居たら全く画にならない。 メダイチドリもトウネンも仲間同士で小競り合いしてい た。 同種間にも生存競争がある。 自然界の厳しさだ。
 羽数はカウントしていないが最も多きな群れはソリハシシギだった。 本種はフォトギャラリーには11 回目の掲載だが全て夏から秋にかけての撮影で個人的には春の観察は大阪では2013年4月と5月 に1度づつ、他所でも2011年5月に1度だけだ。 なぜ季節によって観察に偏りが出るかと言うと実は 渡りのパターンには何種類かあって単純な往復運動ばかりではないらしい。 後述する迂回ルートを取 るものは季節によって日本をほとんど経由しないケースが出て来る訳だ。 余談だが最もオーソドック スな渡りのパターンは南下型で多くの渡り鳥がこのタイプだ。 夏は繁殖地に渡り冬は温暖な南方へ渡 って越冬するから理屈的に理解しやすい。 シギチの多くは赤道越え型という極端な南下型で南半球 まで移動してしまう。 これらとは異なり北上型というグループは逆方向へ渡る 。他には東西型という 緯度をほとんど変えず北アメリカ大陸へ渡るものもあり、年によって越冬地を変えるものも存在する事 が標識調査で分かっている。 そして更に複雑なのが迂回型というルートを取るものだ。 これは春と 秋とで大きく異なるコースを移動するタイプだ。 ある調査ではキョウジョシギが日本を経由してシベリア 東部の繁殖地へ移動した後アラスカを通って中部太平洋の島で越冬し翌年ニューギニアから再び日 本に渡来したという事が確認されたという。 北アメリカ大陸の極北部で繁殖するムナグロもカナダから ブラジルまで大西洋上を一気に飛びアルゼンチンから翌年には南米西部を北上してアメリカを経由し 繁殖地に戻るという。 顕著な迂回型の野鳥の場合、定点観測していると春には多く見られるのに秋に はほとんど見られないとか、或いはその逆の事が起こる。 同種の鳥でも成鳥は迂回型、若鳥は往復 同一型という例もある。 これらの他にも様々なパターンがあるらしいがそれについては長くなるのでま た別の機会に譲りたい。
 ソリハシシギの群れの中に紛れていると意外に溶け込んでしまって見つけにくいのがキアシシギだ。  やや大きいし嘴が真っ直ぐなので注意して見ていれば判る。足も少し長い。





 ムナグロ:フォトギャラリー第637回他参照
 スズメ:フォトギャラリー第646回他参照
 キョウジョシギ:フォトギャラリー第493回他参照



トップへ
戻る
前へ
次へ