フォト_ギャラリー

2021年12月31日 [ 第681回 ]

 オジロトウネン,ヒメアマツバメ

 

 

 

 オジロトウネン Temminck's Stint Calidris temminckii

 分類:チドリ目 シギ科

 全長:14.5cm

 翼開長:35.0cm

 分布:九州以北で旅鳥または冬鳥。

 生息環境:水田、湿地、河川など。

 食性:甲殻類、貝類、幼虫など。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★★☆


 撮影日:2021年12月27日

 撮影時間:12時33分25秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年12月27日

 撮影時間:12時34分54秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年12月27日

 撮影時間:12時35分01秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 

 ヒメアマツバメ House Swift Apus nipalensis

 分類:アマツバメ目 アマツバメ科

 全長:13.0cm

 翼開長:28.0cm

 分布:本州、四国、九州などで留鳥または漂鳥。

 生息環境:平野部の市街地、低山など。

 食性:昆虫。

 フォトギャラリー:初登場

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年12月27日

 撮影時間:12時46分22秒


 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年12月27日

 撮影時間:12時46分22秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年12月27日

 撮影時間:12時46分24秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 暮れも押し詰まったこの日、用事の帰りに河川敷を歩いて探鳥したら何とオジロトウネンとヒメアマツ バメという2種のライファーを見つけた。 年末の大晦日特番みたいになったのは全くたまたまだ。 オ ジロトウネンは人によってはヨーロッパトウネンよりも珍鳥だと言うほど希な野鳥だ。 ヒメアマツバメは それ程ではないが普段山間部で探鳥している僕はこれまで縁が無かった。 1日のうちにライファーを 複数撮影する機会は初心者の頃を除くと遠征先では珍しくないが地元でとなるとだいぶ遡らなければ 記録が無い。 しかも今回は同日どころかオジロトウネンを見つけて喜んだ僅か6分後にヒメアマツバ メを見つけた(最初の画像はどちらも没)。 短時間でライファーを連続して撮影した個人的な記録はハ マシギの23秒後にトウネンを撮影した初心者の頃の2010年まで遡る。 しかしこれとてレンジャーに 見つけてもらって撮影しただけだから自分で探鳥して見つけた記録と言うと見るものほとんど全てがラ イファーだった頃の2008年千葉県在住の当時オオバンとオナガガモの12秒という記録まで遡らねば ならない。 因みに1日の最多は8種で2007年3月14日の千葉県(居住地)と2012年12月29日の 鹿児島県遠征の2回記録している(フォトギャラリー第98回参照)。 2007年当時はまだフォトギャラ リーも連載開始していなかった。
 ところでオジロトウネンの他種との主な識別点は足が黄色っぽい事、静止時尾羽が初列風切より後 ろに突き出し外側尾羽が白い事などだ(下記拡大写真参照)。 足が黄色っぽいよく似たシギはヒバリ シギ、アメリカヒバリシギなどだがヒバリシギは体上面の軸斑が太くアメリカヒバリシギもオジロトウネン より太く、オジロトウネンは最も細く上面が一様に灰褐色に見えるとされる。 トウネンは足が黒い。
 ヒメアマツバメは初めイワツバメが見つかり珍しい越冬個体群だと思って撮影していたらいきなり鎌 翼の個体が乱入して来てすぐにイワツバメではないと気付いた。 アマツバメとの識別が難しいが画像 を見て尾羽がアマツバメの燕尾とは異なる丸味の有る角尾なのでそれと判った(下記拡大写真参照)。 またヒメアマツバメは日本産アマツバメ科の中で最小。
 この日は別ルートで真っ直ぐ帰るつもりだったがもうひと踏ん張りしようと頑張ったのが幸いして近年 に無い当たり日となった。


 ヨーロッパトウネン:フォトギャラリー第466回他参照
 トウネン:フォトギャラリー第497回他参照
 オオバン:フォトギャラリー第630回他参照
 オナガガモ:フォトギャラリー第60回参照
 ヒバリシギ::フォトギャラリー第248回他参照
 アマツバメ:フォトギャラリー第592回他参照
 イワツバメ:フォトギャラリー第673回他参照





拡大写真;

 
 ▲ ヒメアマツバメの尾羽


 
 ▲ アマツバメの尾羽


 
 ▲ オジロトウネンの尾羽



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