フォト_ギャラリー

2021年09月26日 [ 第666回 ]

 シマアジ

 

 シマアジ(雌タイプ?) Garganey Anas querquedula

 分類:カモ目 カモ科

 全長:38.0cm

 翼開長:55.5〜63.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:湖沼、河川、干潟など。

 食性:種子、水生植物、貝類など。

 フォトギャラリー:第505回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年9月20日

 撮影時間:12時48分49秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:和歌山県

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 前回に続き和歌山県で用事のついでに探鳥した。 この日は前週よりは時間に余裕が有ったので御 坊市の日高川まで足を延ばした。 天王寺から快速と普通電車を乗り継いで片道2時間半も掛かっ た。 駅前通りを道なりに真っ直ぐ歩いて突き当りのカーブの先が日高川だ。 道路沿いを歩いている と横断歩道が幾つかあり車道を渡ってガードレールの切れ目から階段を降りると河川敷に出られるが 葦原が繁茂していて足を踏み入れる事が出来ず階段から観察した。 現地の地図には白鳥の飛来地 とあるがまだ時季的には早くその姿は見られなかった。 もちろんそれは予測出来た事だったのでそ の他のカモやシギチの姿を探した。
 最初に見えたのはカルガモの群れだった。 しばらく望遠レンズに目を凝らしたがカルガモにしか気 付かず落胆しかけたところで小さなカモが数羽混ざっているのに気付いた。 遠くてよく見えなかったが どうやらシマアジの可能性が高い事に気付きここまで来た甲斐が有ったとひと安心。 しかし雌タイプ ばかりで同定に自信が無い。 雄の繁殖羽ならともかく雌や雄のエクリプス(非繁殖羽)はコガモやトモ エガモとの識別が難しい。 過去に何度か間違った経験も有る。 交雑個体の可能性も有る。 今回は 下尾筒に白斑が無い事などからシマアジと判断したが全くと言っていいほど自信が無い。 トモエガモと は渡来時季の違いだけで判断した。 雄もこの時季はまだエクリプスと思われ雌との識別が難しいが 雄は雨覆に灰色味が有り眉斑の前後が白いとされる。


 カルガモ:フォトギャラリー第482回他参照
 コガモ:フォトギャラリー第363回他参照
 トモエガモ:フォトギャラリー第77回他参照





 
 ▲ 撮影地風景;日高川



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