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2021年06月07日 [ 第647回 ]
ホトトギス
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ホトトギス Lesser Cuckoo Cuculus poliocephalus
分類:カッコウ目 カッコウ科
全長:28.0cm
翼開長:46.0cm
分布:全国で夏鳥。
生息環境:平地〜山地の林など。
食性:幼虫など。
フォトギャラリー:第644回他参照
撮影難易度:★★★☆☆
撮影日:2021年5月26日
撮影時間:06時40分32秒
シャッタースピード:1/2000秒
絞り値:F5.6
撮影モード:マニュアル
焦点距離:300mm(換算450mm)
ISO感度:800
撮影地:大阪府
使用カメラ:NIKON D5100
使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR
先日自宅近くで見つけたホトトギスのソングポスト(※)を見に行ったら既にさえずっていて「よしよし」
とほくそ笑んでシャッターを切ったら何とその瞬間に飛んでしまいこの1枚しか撮れなかった。 枝被り
はそれが自然な姿だから僕はあまり気にしない様にしているが、この被り方は残念だ。 このあと同じく
先日見つけた別のポイントへサンコウチョウを探しに行ったが空振りでこっちに戻ってみたがホトトギス
の姿も無かった。 ところでホトトギスは主にウグイスに托卵する。 これはウイルスなどと同じ寄生の
一種だが寄生する者にとって宿主が絶滅してしまっては困るはずだから微妙なバランスの中で成り立
っている世界だ。 つまりホトトギスにとってはあまり托卵が成功したり自分たちが増えすぎてウグイス
が居なくなっては困る訳だ。 托卵がほどほどに上手くほどほどに下手な個体群が生き残った方が長
い目で見れば都合が良い。 同様の事はウイルスについても言える。 あまりに宿主を殺し過ぎては自
分たちも減ってしまう。 宿主が死なない程度に動き回ってくれた方が自分たちの感染もはかどるから
毒性の強過ぎる株は徐々に淘汰されて行く。 よってコロナウイルスも次第に毒性が弱くなって行くは
ずだと言われる。
(※) ソングポスト:野鳥がさえずる時に好んで止まる特定の枝や岩などの事。
サンコウチョウ:フォトギャラリー第643回他参照
ウグイス:フォトギャラリー第640回他参照
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