フォト_ギャラリー

2021年04月24日 [ 第637回 ]

 ムナグロ,シロチドリ,メダイチドリ,オオルリ,タヒバリ.余録;スリーショット,ツバメシジミ

 

 

 

 ムナグロ(上・下左=夏羽、中・下右=冬羽) Pacific Golden Plover Pluvialis fulva

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:24.0cm

 翼開長:50.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:河川、干潟、農耕地など。

 食性:昆虫、甲殻類、貝類、ミミズなど。

 フォトギャラリー:第582回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:12時33分51秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:12時45分29秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:12時45分05秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 シロチドリ Kentishu Plover Charadrius alexandrinus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:17.0cm

 翼開長:35.5cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥、北日本で夏鳥。

 生息環境:海岸、河川、干潟など。

 食性:ゴカイ、甲殻類、貝類の幼生など。

 レッドリスト:絶滅危惧U類(VU)

 フォトギャラリー:第466回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:12時26分18秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 メダイチドリ(雄夏羽) Lesser Sand Plover Charadrius mongolus

 分類:チドリ目 チドリ科

 全長:20.0cm

 翼開長:40.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:干潟。河口、水田など。

 食性:ゴカイ、貝類、甲殻類など。

 フォトギャラリー:第466回他参照 

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:12時26分58秒

 シャッタースピード:1/640秒

 絞り値:F16

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:1000mm(換算1500mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon Reflex−NIKKOR・C 1:8 f=500mm
        :Nikon Teleconverter TC−201 2×





 

 オオルリ(雄) Blue-and-white Flycatcher Cyanoptila cyanomelana

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:16.0cm

 翼開長:27.0cm

 分布:九州以北で夏鳥。

 生息環境:平地〜山地の川沿の林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第593回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:09時54分21秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 タヒバリ Buff-bellied Pipit Anthus rubescens

 分類:スズメ目 セキレイ科

 全長:16.0cm

 翼開長:26.0cm

 分布:本州以南で冬鳥、北海道で旅鳥。

 生息環境:農耕地、河川、干潟など。

 食性:昆虫、蜘蛛など。

 フォトギャラリー:第159回参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:16時26分43秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年4月12日

 撮影時間:16時28分19秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 この日の時点で大阪市内に蔓延防止措置が取られていた。 大阪市民の人は引き続き大変だなぁと 思いつつ僕は一つ大きな勘違いをして大阪南港野鳥園へ出掛けた。 帰宅後に分かった事だが大阪 市外から市内への移動にも自粛要請が出ていた。 言い訳がましく聞こえるかも知れないが緊急事態 宣言との違いが分かりにくいという声も有る。 公表されている数字も断片的でどこまで正確なものな のか、もう訳が分からなくなっている。 また蔓延防止措置や緊急事態宣言の根拠は病床の逼迫だと 言う。 コロナが明るみに出た当初ならいざ知らずもう1年も経過したのだから病床を確保する時間は 幾らでも有ったはずなのに、これでは行政の怠慢ではないかと言われても仕方がないだろう。 とは言 えコロナを制圧しなければならないのは人類共通の命題だ。 蔓延防止したいのはやまやまだ。 本 来「自粛」とは自らの判断で行うものだろう。 出来れば不要不急の外出は控えたい。 しかし職業とし て野鳥を撮影している人やこれを仕事にしようと思っている人、老後のライフワークとしているお年寄り にまで自粛を求める事は忍びない。 それに野鳥観察は不要不急の外出とも言い切れない。 そもそ も散歩程度の外出は健康維持の為に必要とされている。 しかしこうまで自粛を求められては引け目 を感じて外出を控えてしまう人も居るだろう。
 それはともかく野鳥たちは常に絶滅の危機と背中合わせの世界で生きている。 彼らの生き残りに はろくに関心を寄せて来なかったのにいざ自分たち人間の生存が脅かされる事態になると途端にあた ふた慌てているのは因果応報というものかも知れない。
 掲載順は前後するがこの日最初に見られたのはオオルリだった。 たまたま初めてここに来たという 人が居合わせていろいろ助言させてもらいながら撮影した。 その人は野鳥ファンという訳ではなく夢 洲に草原の緑を撮りに来たついでに寄ってみたとの事だった。 オオルリの名前だけは聞いた事が有 るが見たのは初めてだと感動されていた。 僕もオオルリが撮れると未だにちょっと嬉しい。 個人的に は今季初認だったので尚更だ。 さすが平地は山地と比べて春の訪れが早い。
 干潟はシギチの渡来が始まったばかりという状況で近くには寄って来てくれず遠方の画像ばかりだ。  ダイゼンとの識別が難しいムナグロだがこの時はレンジャーが居て識別してくれていた。 腋羽が見 られれば一目瞭然だがそれが見られずこの距離(数百メートル)で嘴だけ見て(?)識別してしまうのだ からプロはやっぱり凄い。 運良く夏羽と冬羽のツーショットが撮れた。
 シロチドリは小さいので無理に拡大しており更に画質が酷い。正真正銘の絶滅危惧種だ。
 メダイチドリも小さいのでどうしてもこういう画になってしまう。 ここまでのチドリ3種のスリーショットも 撮れるには撮れた(下記余録参照)。
 午前中は満潮だったので園内の雑木林を中心に探鳥し昼頃から午後にかけて干潟を観察したが午 後からは成果が無く帰路についた。 夕方帰路の途中とある河川敷を歩いているとセキレイ的な動き の地味な野鳥を見つけた。 タヒバリだったがあまり見る機会の無い野鳥なので何かな?と思い撮って みるまで判らなかった。 珍鳥でもないが何とフォトギャラリーには6年半弱ぶりの掲載だ。 よって撮 影難易度を星1個から2個に増やした。 はっきり識別出来るレベルで撮れたのは2年半ぶりだがこれ ほどクリアに近距離で撮れたのは初めてだ。 普通種のはずだが余程縁が薄いのだろうか?





 ダイゼン:フォトギャラリー第584回他参照





 余録;

 
 ▲ スリーショット


 
 ▲ ツバメシジミ



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