フォト_ギャラリー

2021年03月22日 [ 第630回 ]

 ツグミ,カワラヒワ,オオバン,シジュウカラ,連載企画;広角レンズ

 

 ツグミ Dusky Thrush Turdus naumanni

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:24.0cm

 翼開長:39.0cm

 分布:全国で冬鳥または旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第534回他参照

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2021年3月11日

 撮影時間:14時38分09秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 カワラヒワ Oriental Greenfinch Chloris sinica

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:24.0cm

 分布:九州以北で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:種子、木の実など。

 フォトギャラリー:第484回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年3月11日

 撮影時間:14時54分09秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 オオバン Eurasian Coot Fulica atra

 分類:ツル目 クイナ科

 全長:39.0cm

 翼開長:74.0cm

 分布:本州以南で留鳥または冬鳥、北海道で夏鳥。

 生息環境:河川、湖沼、水田など。

 食性:水草の根、葉、昆虫など。

 フォトギャラリー:第604回参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年3月11日

 撮影時間:16時00分35秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.0

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 シジュウカラ Japanese Tit Parus minor

 分類:スズメ目 シジュウカラ科

 全長:15.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、公園など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実、種子など。

 フォトギャラリー:第613回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年3月11日

 撮影時間:17時46分01秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.0

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 5ヶ月前バードウォッチングに引きずり出した知人が一眼レフカメラを買うという事で緊急事態宣言が 明けるのを待ってチャチャを入れにカメラ店まで付き合った(フォトギャラリー第595回参照)。 あーで もないこーでもないと2時間ほども粘って僕と同じニコン製のキットを買わせその足で5ヶ月前と同じポ イントへ試し撮りに出掛けた。 まぁ試し撮りだからあまり期待せずに都市公園を探鳥しツグミやカワラ ヒワといった初心者向けの野鳥たちを撮り、パソコンへのダウンロードの話とかホームページの話とか をする為に彼の自宅へ向かった。 その途上道路沿いの水路にオオバンが居たので助手席から撮 影。 友人宅で夕方まで雑談をしたあと駅まで歩いて向かおうとしたら頭上の電線にシジュウカラが止 まった。 わざわざ遠方へ出掛けなくても庭でカラ類が撮れそうだと分かって彼も喜んでいた。 鳥仲間 が増えれば僕も嬉しい。 おこがましい言い方だが野鳥ファンへの第一歩を踏み出した彼を僕なりに何 とか応援したい。





 連載企画;広角レンズ

 
 ▲ ニッコール28mmF3.5

 コンピューターを駆使した設計の結果レトフォーカスの欠点を克服したレンズが各社から発売される。  その一つが1958年のニッコール28mmF3.5で前群が負のパワーを持つところは同じだが後群に 注目すると小さな凸凹凸のトリプレットの後ろに凸レンズを配置した形をしている(フォトギャラリー第6 23回連載企画参照)。 この形でコマ収差などが改良された。 このスタイルはこのまま現在の広角レ ンズにも見られるし後群の正負正正のパワー配置はほとんどの広角レンズに見られる。 そして広角 レンズはその後バックフォーカスの確保が更に難しい超広角、大口径へと発展して行く。


 
 ▲ ニッコール24mmF2.8

 レトロフォーカス型の短所は無限遠で収差が補正されていても近接では諸収差が増加するという点 だった。 基本的にピント調節はレンズ全体を繰り出したり引っ込めたりする事で焦点を移動させて行 われるが1967年ニッコール24mmF2.8でレンズ群ごとに違った動きをするフローティングというフォ ーカシング方式でレンズ群とレンズ群の間の空気間隔dを変化させこの短所を克服した(図のBブロッ クはAブロックより何割か大きく動く)。 図を見ると必ずしも負正のパワー配置ごとに動く訳ではない事 が分かる。

 参考文献:小倉敏布「写真レンズの基礎と発展」朝日ソノラマ社1998年



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