フォト_ギャラリー

2021年01月20日 [ 第615回 ]

 トラツグミ,ベニマシコ,ルリビタキ,ジョウビタキ,ウグイス

 

 トラツグミ Scaly Thrush Zoothera dauma

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:29.5cm

 翼開長:47.0cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の暗い林など。

 食性:ミミズ、幼虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第355回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年1月11日

 撮影時間:08時14分28秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ベニマシコ(上=雄、下=雌タイプ) Long-tailed Rosefinch Uragus sibiricus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:北海道で繁殖。本州以南で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第612回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年1月11日

 撮影時間:09時16分32秒

 シャッタースピード:1/1600秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年1月9日

 撮影時間:08時27分50秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ルリビタキ(雌タイプ) Red-flanked Bluetail Tarsiger cyanurus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第614回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年1月11日

 撮影時間:09時35分26秒

 シャッタースピード:1/800秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ジョウビタキ(上=雌、下=雄) Daurian Redstart Phoenicurus auroreus

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:14.0cm

 翼開長:22.0cm

 分布:全国で冬鳥。

 生息環境:住宅地、農耕地、林など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第610回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年1月11日

 撮影時間:08時50分59秒

 シャッタースピード:1/320秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年1月9日

 撮影時間:08時05分40秒

 シャッタースピード:1/400秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ウグイス Japanese Bush Warbler Cettia diphone

 分類:スズメ目 ウグイス科

 全長:雄16.0cm 雌14.0cm

 翼開長:雄21.0cm 雌18.0cm

 分布:全国で漂鳥。

 生息環境:笹などの茂る林。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実など。

 フォトギャラリー:第551回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2021年1月11日

 撮影時間:08時11分26秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 凍える氷点下の朝まだ暗い内に起き出し自宅近くの柿の木のうち前回アオゲラを撮った木を見に行 ったら狙いがズバリ的中しトラツグミが居た。 しかも木の天辺に陣取って身じろぎもせずポーズを取っ ていたので約15mまで少しづつ間合いを詰めて撮影した。 これ以上接近しても仰角が強くなるだけ だ。 ほぼずっと同じポーズでじっとしていたので何枚か撮ったが全て同じ様な画像になってしまい結局 掲載するのはこの1枚だけとなった。 近所のお百姓さんが出て来たのに驚いて藪の中に逃げ込むま で結局30分以上もずっとこうしていた。 こんなに長くトラツグミと時間を共有出来るとは至福の贅沢だ った。 途中ヒヨドリが数羽寄って来たが落ち着き払ったもので別に威嚇するでもなく横の柿の実をちょ っとついばんだりしただけだった。 小雪のちらつく曇天だったが幸運にも瞬間的に薄日が差して色が 出た。 トラツグミは個人的には3年ぶりに見つけた。 撮影が冬季に集中しているのでこの辺りでは 冬鳥だと思っていたが聞くところによると夏場でも声を聞くことが有るという。 単に僕が見つけられて いないだけで人知れず暗い林床でミミズなどを採餌しているのだろう。 トラツグミに限らず餌が乏しく なる冬季は野鳥たちが姿を見せる機会が多い。 特に柿の実が生るこの時季は狙い目には違いな い。 人間が食べても美味しいものを野鳥たちが放っておく訳が無い。
 この日はその後別の柿の木を見に行ったら近くのセイタカアワダチソウにベニマシコの姿が有った。  雌タイプの方はこの2日前に撮ったもの。 初めは雌成鳥と思ったが眼先に赤味が有る様に見える ので雄若鳥の可能性が高い。 全体的に赤味が無い様に見えるのは光線状態によってそんなふうに 写ったものと思われる。 キャプションには無難に雌タイプと表記した。
 ルリビタキも雌タイプと表記したが小翼羽などに僅かながら青味が見られるのでこちらも雄若鳥(第1 回冬羽?)と思われる。 今季はまだ3歳以上の雄成鳥を見ていない。 ところでこの画像を見て気に なるのが上尾筒の辺りからはみ出している白い羽だ。 上尾筒に白い羽は無いはずなので下尾筒か なと思うが果たして・・・?
 ジョウビタキ1枚目は雌成鳥でいいと思う。 雄なら第1回冬羽の時点でもっと雄成鳥に近い羽衣にな っているはずだ。 雄の方はこの2日前に撮影したもの。 大雨覆や小翼羽、初列雨覆などの暗色部 に褐色味がほとんど無い様だからこれは成鳥と思われるが光線が弱いので何とも言えない。
 上記トラツグミの撮影中同じ木にウグイスが来たのですかさず撮影。 虫を食うイメージが強いが過 去には木の実をついばんでいる決定的瞬間を撮影した事も有るから柿の実を食べに来た可能性も排 除出来ない(フォトギャラリー第526回参照)。


 アオゲラ:フォトギャラリー第614回他参照



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