フォト_ギャラリー

2021年01月08日 [ 第612回 ]

 ベニマシコ,メジロ,キジ,ソウシチョウ

 

 ベニマシコ(雄) Long-tailed Rosefinch Uragus sibiricus

 分類:スズメ目 アトリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0cm

 分布:北海道で繁殖。本州以南で冬鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、林など。

 食性:木の実、種子、昆虫など。

 フォトギャラリー:第609回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年1月2日

 撮影時間:08時36分36秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:1250

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 メジロ Japanese White-eye Zosterops japonicus

 分類:スズメ目 メジロ科

 全長:12.0cm

 翼開長:17.5cm

 分布:全国で留鳥または漂鳥。

 生息環境:平地〜山地の林、農地など。

 食性:昆虫、蜘蛛、木の実、花蜜など。

 フォトギャラリー:第521回他参照


 撮影日:2021年1月2日

 撮影時間:09時43分21秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2021年1月3日

 撮影時間:08時55分31秒

 シャッタースピード:1/4000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 キジ(若鳥?) Common Pheasant Phasianus colchicus

 分類:キジ目 キジ科

 全長:雄81.0cm 雌58cm

 翼開長:77.0cm

 分布:本州〜九州で留鳥。

 生息環境:平地〜山地の草原、農地、林など。

 食性:植物の種子、葉、昆虫など。

 指定:国鳥

 フォトギャラリー:第556回他参照 

 撮影難易度:★☆☆☆☆


 撮影日:2020年10月2日

 撮影時間:09時21分52秒

 シャッタースピード:1/1000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年10月2日

 撮影時間:09時21分57秒

 シャッタースピード:1/500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 ソウシチョウ Red-billed Leiothrix Leiothrix lutea

 分類:スズメ目 チメドリ科

 全長:15.0cm

 翼開長:21.0〜24.0cm

 分布:本州、四国、九州などで留鳥。外来種。

 生息環境:高山〜低山の林、藪など。

 食性:昆虫、果実、種子など。

 指定:特定外来生物

 フォトギャラリー:第486回他参照 

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2021年1月3日

 撮影時間:09時48分07秒

 シャッタースピード:1/200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:絞り優先AE

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 年が変わってもベニマシコたちはここに滞在している。 但し警戒心が強く必ずしも撮りやすい訳では ない。 かなり遠い距離で藪の中に逃げてしまう。 かと思うとゆっくり近付いてみると藪の中から出て 来て近い所に止まってくれたりする。
 この時季は柿が熟して来て野鳥たちの貴重な食料になっている。 その美味しさは我々も知っての通 りで食べるのに夢中で少しくらい近寄っても野鳥たちは逃げない。 特にメジロは元々警戒心が弱いか らいくらでも撮れる。 食べ尽くされる前にいろんな野鳥たちに来て欲しい。 季節物という事もあって僕 にとっても貴重な撮影ポイントだ。 翌日は別の柿の木にも群れが来ていた。
 キジは去年の積み残し画像で当時掲載するのをすっかり忘れていた。 どちらも尾が短く淡色などの 特徴から若鳥(第1回冬羽)と思われる。 キジの若鳥は成鳥と比べて見られる機会が少ない。
 ソウシチョウは人為的に日本に持ち込まれた移入種なので「野鳥」の範疇には含まれない。 在来種 を圧迫する特定外来生物という事で嫌う人が多い(僕も別に好きではない)。 嫌いなものを好きにな れと言っても無理な話だがソウシチョウも好き好んで日本に棲息している訳ではない。 人間が勝手に 連れて来たのであってソウシチョウは本能に従って異郷の地で健気に生き残っているだけだ。 本来 の生息地ヒマラヤ、ミャンマー、ベトナム、中国ではもちろん「野鳥」だ。 ソウシチョウに限らず特定外 来生物は駆除の対象となるが現状では効果は上がってない様に見える。 命を奪う事に抵抗も有る。  しかし問題視しているだけではいつまで経っても何も解決しない。 個人的な考えだが公的機関が高 額な懸賞金を懸けて籠に集め自然死するまで雌雄別々に飼育するか原産国に送って放鳥するかしな い限り永久に解決しないだろう(現在でも捕獲に報奨金の出るケースは有るが人的被害の大きい生物 が対象になっている事が多い)。 大金になると思えば密漁者も喜んで協力するだろう。 却って密漁を 誘発する様な気もするが懸賞金の金額次第では逮捕される危険を冒す密漁を辞めて堂々と出来る正 業に専念する様になる可能性も有る。 じゃあどこからその予算が出るのか? それは納税者たる 我々国民がどこまで本気で特定外来生物を問題視しているか次第だろう。
 新春早々重たい話題になってしまったがソウシチョウは藪の中を好み見える所には滅多に出て来な いのでいざ撮ろうとするとけっこう難しい。



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