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2020年09月30日 [ 第587回 ]

 ハチクマ(中間型雄),ノスリ,エゾビタキ,余録;ダイミョウセセリ,ヤマトタマムシ

 

 

 ハチクマ(中間型雄) Honey Buzzard Pernis ptilorhynchus

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄57.0cm 雌61.0cm

 翼開長:121〜135cm

 分布:北海道〜九州で夏鳥。

 生息環境:山地の森林。

 食性:蜂などの昆虫、爬虫類、両生類、鳥類。

 レッドリスト:準絶滅危惧(NT)

 フォトギャラリー:第585回他参照

 撮影難易度:★★★☆☆


 撮影日:2020年9月19日

 撮影時間:10時09分55秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年9月19日

 撮影時間:10時11分03秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 ノスリ Common Buzzard Buteo buteo

 分類:タカ目 タカ科

 全長:雄52.0cm 雌57.0cm

 翼開長:122.0〜137.0cm

 分布:北海道〜四国で留鳥。その他で冬鳥。

 生息環境:平地〜亜高山の林。

 食性:小型哺乳類など。

 フォトギャラリー:第534回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆


 撮影日:2020年9月21日

 撮影時間:10時19分29秒

 シャッタースピード:1/3200秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年9月22日

 撮影時間:09時38分26秒

 シャッタースピード:1/2500秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR





 

 

 エゾビタキ Grey-Streaked Flycatcher Muscicapa griseisticta

 分類:スズメ目 ヒタキ科

 全長:15.0cm

 翼開長:26.0cm

 分布:全国で旅鳥。

 生息環境:平地〜山地の林など。

 食性:昆虫、木の実など。

 フォトギャラリー:第320回他参照

 撮影難易度:★★☆☆☆

 撮影日:2020年9月22日

 撮影時間:11時39分24秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 撮影日:2020年9月22日

 撮影時間:11時38分47秒

 シャッタースピード:1/2000秒

 絞り値:F5.6

 撮影モード:マニュアル

 焦点距離:300mm(換算450mm)

 ISO感度:800

 撮影地:大阪府

 使用カメラ:NIKON D5100

 使用レンズ:Nikon AF−S NIKKOR55−300mm 1:4.5−5.6G ED VR


 せっかくの渡りシーズンなのでいつもの様にタカの渡りを観察しに出掛けた。 横着して自宅近所な のでタカが集中するルートからは逸れているらしく長時間虚空を見上げる事になり却ってしんどい思い をする。 そんな中ようやく飛んだのはよく判らないハチクマだった。 雰囲気はハチクマなのに翼先分 離羽が5枚しか見えない。 サシバかなと疑ったが紋様が違う。 という訳で最近よく有るパターンの換 羽中の個体と判断した。 しかもハチクマとしては最近連続的に見られている中間型雄だ(フォトギャラ リー第555回・第580回参照)。 ついでに旅客機とニアミスしたみたいに見えるショットも撮れた。 こ んな画像からこの時のハチクマまでの距離を類推してみた。 まず後方に写っているのはANA機。 A NAが就航している中から機種をボーイング787−8と推定。 この機体の全長は56.7m。仰角3 0°と仮定し恐らく高度1万m辺りを飛んでいると見て三角関数で僕からの直線距離を2万mと概算し た。 ハチクマ雄の全長はボーイング787の100分の1の57cmで見かけの大きさが787の約半分 だから僕からの直線距離は2万mの100分の1の更に半分となり約100mという結果が出た。 どこ かの情報機関が本気を出せばこの時間にここを飛んでいたANA機の位置情報と角度から僕の立ち位 置も類推出来てしまうだろう。 恐ろしい時代だけど僕が情報機関から狙われる心配は・・・まぁ無いか なぁ。
 その2日後には今季初認のノスリが何故か北上していた。 今季初認とは言えノスリは図鑑通りなら 大阪では留鳥のはずで僕が勝手にこのエリアではほぼ冬鳥と考えているだけだ。 ただし過去に1度 だけ5月に撮影した事が有る(フォトギャラリー第371回参照)。 そういう例外を除けば過去最も早い 初認だ(これまでの記録は9月25日)。 だがこのノスリも繁殖個体の可能性が有る訳で他所から渡っ て来たものかどうかは依然として不明だ。 翌日も遠方ながら2羽が見られた(うち1羽が本種2枚 目)。
 遠くのボケたタカばかりでは下手っぴぃなド素人と思われてしまうので(実際そうかも知れないが)たま にはちゃんとした(?)写真を載せておかねばならない。 最近見つけた小鳥の集まる木でエゾビタキが 撮れたので何と3年ぶりに掲載。 ちゃんとしたエゾビタキに感謝だ。 故意に掲載を避けていた訳では なく信じ難いことに本当に3年ぶりの撮影だった。 よほど器用にすれ違って来たのだろう。 短期間で 通過してしまう旅鳥とは言えありふれた普通種だから狙ってもなかなか出来る事ではない。


 サシバ:フォトギャラリー第585回他参照


 余録;
 
 ダイミョウセセリ


 
 ヤマトタマムシ



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